遺言書で指定された相続割合は守らなければならないのか

遺言書で指定された相続割合は守らなければならないのか 遺言書で指定された相続割合は基本的には守らなければなりません。
しかし、遺産分割協議において別の相続割合にすることも可能です。
たとえば、母親に1000万円を、子供に200万円を相続させるという遺言があったとします。
基本的にはその通りに相続がされます。
しかし、母親が「平等に子供と600万円ずつ分けましょう」と提案することも自由です。
遺産分割協議は基本的に当事者の話し合いで和解内容が決定するからです。
しかしほとんどの場合に、自分が不利になるような和解には同意をしないでしょう。
「愛人に1000万円を譲る。
母親と子供には500万円ずつを譲る。
」と書かれていたとします。
愛人は母親や子供との関係では赤の他人ですので、1000万円を受け取る権利があったのなら受け取るはずです。
遺産分割協議は当事者での話し合いで和解内容が決まるとはいっても、お金が絡んでくる問題ですので争いになる可能性のほうが高いです。
そのため、法律や遺言書が必要になってくるのです。
自分が不利になる話にはのらないとしても、不利にならないならば話にはのるのではないでしょうか。
土地などの不動産が遺産に含まれていた場合に、話し合いが重要になります。
土地などの不動産を共有持分にしてしまうと後でトラブルになる可能性が高いです。
1000万円の価値の土地を母親が、子供が1000万円のお金を引き継ぐといったようにしたほうが後のトラブルを防げます。

相続時の問題になることが多い「勝手に開封した遺言書」

相続時の問題になることが多い「勝手に開封した遺言書」 近年、亡くなる前に自分に意思をはっきりさせておこうと遺言書を遺す人が増えています。
遺言書を遺すことで相続問題をなくし、親族一同がバラバラになるのを避けることが出来るからです。
しかし、その遺言書を勝手に開封してしまう人が一定数存在します。
遺言書は専門家立会いの下開封するか、相続人全員が集まった場で開封しなければなりません。
そうしなければ最悪遺言が無効となってしまう恐れもあるからです。
遺言書というのは故人の意思を伝えるものです。
誰かが勝手に中身を見てしまうと書き換えることも可能となってしまいます。
当然それを遺言と認めない人も現れるでしょう。
相続金額が大きければ問題の発生率も上がります。
遺言書の中身を見るのは必ず相続人が全員揃った場でなければなりません。
また、出来ることならば行政書士を始めとした専門家を立ち会わせる方が問題の発生を抑えることが出来ます。
行政書士のような専門家は比較的安価で立ち会ってもらうことが出来、中立の立場として公正な判断を行ってくれます。
また、専門家なだけあり、遺言に関する知識も有しているため、分からないことが発生した時に迅速に問題の解決をはかってくれるので、揉め事が少なくなる傾向にあります。

様々なトラブルがつきまとう相続問題はプロに解決してもらう

父親がある日突然亡くなってしまい残された母親の面倒をみるという言い分を前面に押し出してくる長男が遺産を独り占めしようとする、遺言書が無く遺産分割協議が円滑に進まず遺恨が残るほどの激しい兄弟喧嘩が勃発し険悪な雰囲気になる、売るに売れない価値の無い不動産が残されており処分すべきか悩むなどの相続問題を抱えている方は多いのではないでしょうか。
相続問題にトラブルはつきもので遺産分割協議は難航しがちです。早く相続を決定させないとその後に行わなければならない手続きも遅れてしまいますので、解決が困難な問題があるなら法律のプロの弁護士に全て任せるのが最善の方法です。離婚や労働や債権債務や債務整理や交通事故など弁護士にはそれぞれ得意分野がありますので、相続問題に強い弁護士にお任せすべきです。
ネットで検索して探しても良いですし、自治体や弁護士会や特別法人が設けている専門窓口や法律相談会などのサービスを利用するという方法もあります。

相続の遺言書で必要になる条件を知っておこう

遺言書は、被相続人の最後の意思表示であるため、それが遺されているときには相続権利者は原則としてそれに従わなくてはいけません。ただ、この効果を発揮するためには法律的にいくつかの手順を踏まなくてはならないということを知っておく必要があります。
言い換えれば、正しい手順を踏んでいないと無効になってしまう可能性もあるため注意が必要です。まず、自筆で書く場合には全文を自分できちんと書かなくてはいけません。近年は、ワードなどで簡単に文書を書くことができますが、本人であるという証明が難しくなるので、こういった手法で描いてしまうと無効になってしまう可能性が高くなります。同時に、本人が書いた日付や証拠として氏名、そして押印などが不可欠です。
共通しているのが、きちんとその遺言書が本人が作成したものかどうかを判断できるかどうかということが重要な点です。過不足なく準備しておくことで、初めて効果を発揮するため覚えておきましょう。

>高齢者がやっておくべき相続の準備について

日本は高齢化社会なので、ある程度の年齢を超えた多くの人は相続の準備が必要といえます。自らの人生の整理・終活を含め、残される人のためにも大事なことです。日本では4人に1人が高齢者です。人生の終わりがそう遠くないことを考えると、まずは財産の把握から始めるのがいいでしょう。預貯金・現金・投資信託・株式・不動産・生命保険等、何がどのくらいあるのかを書き出してみます。
残された人々が揉めないためには、遺言書を作成しておくことが有効です。相続の準備や対策としては必要なもので、あらかじめ財産の分割について決めておけば人々は揉めなくて済みます。遺産分割をきっかけに家族であっても人間関係が壊れることも少なくありません。好ましくない争いを避けるためにも遺言書は役立ちます。
遺言書では具体的に、誰に何をどのくらい渡すかを定めておきます。これがあれば不動産の名義変更の手続きもスムーズに行うことが出来ます。相続税を払わなければならない場合は申告期限を守る必要がありますが、揉めていては間に合わなくなってしまいます。遺言書がなければ相続人が集まって遺産分割協議を行いますが、集まるのも皆で話し合うのも大変なことです。期限内に申告しなければ、配偶者の税額軽減や小規模宅地の特例などの制度も利用できなくなってしまいます。

民法に定められた相続ができなくなる欠格条件とは

相続を含めた家族関係に関連する取り決めは、民法とよばれる法律のなかにその多くが書かれています。亡くなった人が生前に蓄えていた財産を、配偶者や子どもなどの血縁者が受け継いで生活を成り立たせるための制度が相続ですが、実はこの相続ができなくなってしまう欠格条件も民法のなかには明示されてしまいます。
その条件はいくつかありますが、たとえば財産めあてに本人を死亡させて刑罰を受けた人や、本人を脅迫または詐欺の手段で陥れて遺言書を書かせた人、遺言書の内容を偽造したり破棄したりした人などが該当します。これらはいずれも道徳的に許されるものではありませんが、特に亡くなった人の財産が欲しいために自己のつごうがよい状況をつくりだしている点が共通しています。このようなことが許されてしまっては、相続という制度そのものの妥当性が揺るがされかねないため。法律のなかで欠格条件として明示することによって、リスクを防ごうとしているのです。

相続関係説明図は手書きでも全く問題はない

身内が亡くなったら相続の問題が発生し少し複雑なことに巻き込まれることもありますが、遺産分割協議をしっかり行えばトラブルを未然に防げることが多いです。
身内の間でトラブルを防ぐことができればそれほど大変なことはありませんが、金銭ではなく不動産を相続した場合には登記をしなければならないので面倒なこともあります。
ただその場合には司法書士などその道の専門家に頼めば全て行ってくれるので心配することは殆どありませんし、分からないことがあれば弁護士に話を聞けば良いので難しいことは何もないです。
場合によっては相続関係相関図が必要になることがありこの点は少し厄介ですが、PCよりも手書きの方が早くて簡単にできると思えば手書きでも大丈夫なので安心して事を進めることができます。
このように相続問題に関しては難しい面もありトラブルに巻き込まれてしまうこともありますが、その場合には専門家の話を聞いて問題を解決するようにした方が良いです。

相続で揉める原因の大半はお金に関するトラブル

相続では、事前にトラブルにならないように対策を講じておくことが大切です。基本的に、相続で大きなトラブルに発展するのは金銭的なトラブルです。
元々、相続で揉めるのは亡くなった人が抱えていた財産をどういった形で分配するのかを上手く話し合うことができないからです。原則として、遺産分割を行うときにはまず法律で規定されている配分で行うことを話し合います。配偶者が存在するケースではその人が継承することになりますし、子どもがいればさらに配偶者と二分の一で分け合うことになります。
ただ、全ての過程でそのようなケースになっているわけではありません。複雑な家庭環境にあるケースでは、こういった法定相続分では納得ができない状況も十分に考えられます。
このようなトラブルに発展しないようにするためには、あらかじめ亡くなった人が遺言等でどういった配分で分割するのかを決めておくことです。揉める原因を作らなければ、トラブルに発展することも無くなります。

相続で株式を取得した場合は株式の値上がりに注意する

相続によって株式を取得する人がけっこういてその場合にはどのように保有をすれば良いか困ってしまうことがありますが、時間を惜しまず色々と情報を集めることが大切です。
株価は毎日上がったり下がったりしますし大きな事柄があったら一気に変わるので注意する必要がありますが、特に株式の値上がりは何時になるのかよく考えて行動することが重要です。
株価が値上がりすることにより相続財産が一気に上がるのでこれほど有難いことはありませんが、逆に株価が下がってしまうと大変なことになってしまいます。
毎日一喜一憂して過ごすのも体に良くないのである程度の気楽さも大切ですし、素人だとよく分からず困ってしまうこともあるので注意が必要です。
特に素人が相続で株式を取得した場合にはいつ売れば良いのか分からず悩んでしまうこともありますが、その場合にはその道のプロに相談するのも一つの方法です。
このように相続により株式を取得した場合には株価の値上がりに注意が必要ですが、一人で考え込まずに詳しい人に話を聞くようにした方が良いです。

骨董品を相続する際の節税対策のポイントとは

近親者が亡くなった場合は、故人が生前に所有していた動産・不動産を相続するための手続きが必要になります。故人の子孫や配偶者などが財産の所有権を移転する際に一定の金額を超えると、税務署に相続税の申告をしなければなりません。
金融商品や不動産物件であれば簡単に評価額を算出することができますが、骨董品や美術品の価値は同じ物でも鑑定士ごとに大きな違いが生じるケースがあります。
美術品・工芸品などを相続する際に申告をしないと、税務署が鑑定士に依頼して価値を評価して納税額を提示するケースが少なくありません。
税務署の立場は1円でも多く税金を徴収することなので、実際よりも高めの金額に査定されることがあるので注意が必要です。
骨董品の相続で節税するために、自分で鑑定を依頼して評価額を算定して税務署に税金の申告をする方法があります。
プロの鑑定士に査定してもらうためには費用がかかりますが、正しい評価額で算定することで税金の払い過ぎを防ぐことができるでしょう。

刑罰を受けると相続欠格事由になる可能性がある

両親や兄弟などが亡くなると相続人になる可能性がありますが、刑罰を受けるようなことをすると相続欠格事由になるケースもあります。被相続人の生命を侵害するような行為をして刑に処されると欠格事由に該当をしてきますから、遺産などがあっても一切受け取ることはできないです。
遺産を残す人が遺言書を残すケースも珍しくないですが、遺言書に対して不当干渉をした場合も欠格事由に該当をしてきます。
騙したり脅迫をすることで遺言書を書かせたり、書かれている内容を勝手に偽造をするような行為も法律に違反した状態になります。悪いことをした人は権利を失うことになるので、他の権利者ですべての遺産を分け合うことになりますから、正規のルートで相続をするのが大切です。
生命を侵害するような行為で仮に相手の命を奪うようなことをすれば、当然ながら重たい刑罰を受けることになるので、人生を台無しにしてしまうと考えられます。
悪いことをして得をしようとしても、結局はすべてを失うことになりますから、そのような行為はしないのが安全です。

相続人が未成年者であった場合の対応について

相続人が未成年の場合には、「法定代理人」を立てる必要があります。そして、代理人が遺産分割協議を行うのが基本です。
なぜなら原則として成人していない者は、一人で法律行為をすることができないと法律上で定められているからです。法定代理人の決め方ですが、本来であれば親権者となるのが一般的です。
しかし、相続においてはそうではありません。親権者も相続人であった場合には、自身の子供との利益の対立が考えられることから、別の法定代理人を立てる必要があります。これを「特別代理人」と呼んでおり、相続人ではないし親族を選びます。
ただし、適任者がいない場合には司法書士などの専門家が選ばれることもあり、親族以外の人を選んでも問題はありません。
なお、特別代理人の選出を面倒に思い、きちんと選任せずに協議を行った場合、その協議は無効となります。未成年の子が二十歳になった後に遺産分割協議のやり直しを主張すれば、その通りやり直すこととなります。
そのため特別代理人の手続きが面倒であっても、後のトラブルを解消するためにはきちんと行っておくことが大切です。

特別受益は相続人が受け取った特別な寄贈のこと

特別受益は相続人が被相続人から特別にもらった財産を示します。結婚資金や養子縁組のために使う費用、暮らしを支える生活資本といった多種多様な財産の相続が特別受益にあたりますが、明確にはその内容を定められていないため、場合によっては他の親族とのトラブルが発生する可能性があります。
たとえば一例として挙げられる結婚資金の中でも、結婚式の費用や結納費用などは対象外となることがあるなど、扱いが難しいものの一つでしょう。
一方で事業資金を支援してもらうと対象になることがあり、扱いには注意が必要です。財産を受け取ったことで他の相続人との差が発生することもあるため、何らかのトラブルがあらかじめ想定されていたり、受益にあたるか確認したい場合には、あらかじめ弁護士に相談することをおすすめします。
どのような財産を寄贈されれば受益となるのか判断が難しいことが多く、細心の注意を払って取り扱うべき寄贈の一つと言えるでしょう。

相続する場合には期限があることを知っておきたい

人がなくなった場合、相続をすることになりますが、この場合いつでもできるわけではありません。通常は期限と呼ばれるものが存在しています。もしこれがなければ、いつまでたっても相続人はお金をもらうことができません。
なぜなら次から次に新しい人が出てくる可能性があるからです。特に重要になるのは、限定承認と放棄になるでしょう。
よくある例としては、親が亡くなった場合に子供がそれを引き継ぐパターンです。通常親が亡くなったとすれば、それを子供の世代で引き継ぐことになりますが残念ながら全てがプラスの現金や土地と言うわけではありません。
中には借金を背負うはなければいけないケースもあります。実際に借金を子供が背負って返済していることも少なくありません。
しかしこれに関しては、限定承認や放棄をしても良いことになっているわけです。この時、3ヶ月と言う期限がありこれを過ぎた場合には、放棄をすることができないことになります。

相続税対策は、早めで計画的な行動をお勧めします。

社会経済状況の時代の流れとともに相続税の改正も頻繁に行われるようになってきました。一昔前まで相続税は資産家や一部のお金持ちがかかる税金といわれていましたが、現在は土地等の価格上昇に伴い狭小な土地を所有するだけで大きな相続税が課税されることがあります。
特に都心はもとより地方などの繁華街は高い評価がされているのが現状です。対策は早ければ早いほどの行動を起こすことに尽きますし、生前に贈与税などの制度を十分活用し計画的に財産を減少させるなどして高い効果を狙いましょう。
死亡が原因による税金ですから死亡時期がいつになるのかなど誰もわかりませんし、人によっては相続など縁起でもない等、なかなか話題にすることすら出来ない環境の人もいるのも事実です。
税対策から考えると、早めの行動や対策がとても奏を効した事例はたくさんありますので親族等の関係者などと日ごろからよく話し合い、もしもの時の備えることはとても重要ではないでしょうか。

将来相続をする可能性があるならば知っておきたいこと

自分の親などが高齢者になった場合、その子供たちは相続のことを考えなければいけません。人間は必ず命を全うするため、相続は将来的に行われる可能性が高いわけです。
子供が1人の場合は別ですが、複数いる場合には争いにならないように準備をしておくことが必要になります。その中で比較的問題が多いのは、不動産をどのようにするかです。不動産は、例えば3人兄弟がいて3人で分けるといっても分割するわけにはいきません。
お金や株式のように分割することができれば良いですが、そうでない場合は誰かがもらうしかないわけです。あるいは、その不動産を売却して3人でそのお金を分けるのも1つの方法でしょう。
ただ、その不動産に担保が設定されている場合には誰が残りの借金を払うかなどを考えることが必要になり、この点も争いになり得るところです。
難しいことがよくわからなければ、事前に弁護士などにお願いをして詳しいことを聞いておくのも確執を減らすための1つの方法です。

専門家に全てを任せて相続の手間を省く方法も

相続は全ての手続きを自身で行わなければならないと考えてしまいがちですが、費用は発生するものの弁護士や行政書士、代行業などの専門家に全てを任せて手間を省く方法もあります。
相続の際、親族間で最も争いになりがちなのが分配方法ですが、どうすれば良いのか分からなくても専門家が法の下でプランを作成し提案してくれるので、誰もが納得できるのが大きなメリットです。
親族間で円満に事が運んだとしても、お仕事が忙しくてなかなか役所に足を運べない場合もあります。
そんな時でも依頼すれば書類を代わりに取り寄せてもらい、必要事項の記入や署名捺印をするだけです。
難しい専門用語など分からない所があっても、ひとつひとつ丁寧に教えてくれるので迷うことも無くすいすい記入できます。
また、書類の提出は原則名義人本人が行いますが、委任状を提出すれば代行してもらうことも可能です。
このような相続に纏わる一連の手続きを自身で行うのが難しいなら、専門家に全てを任せる方法があることを覚えておきたいところです。

法定相続人とは遺産を分配する範囲のことを意味している

遺産の分け方について調べていると、法定相続人というワードに出会う人がほとんどなのではないでしょうか。
これは遺産を引き継げる権利を所有している人のことです。
わかりやすくいうと、相続の範囲ということになります。
ただしこの範囲内であれば、すべての人に遺産が平等に分配されるわけではありません。
権利を所有している人の中でも、明確な順番が法律で定められているのです。
最も分配率が高いのは、配偶者になります。
内縁関係を継続していて戸籍上は婚姻扱いになっていないケースでは、配偶者として認められないことがあるので注意しましょう。
配偶者の次に分配率が高いのは、子どもです。
子どもが親よりも先に死亡しているケースでは、孫に分配されることになります。
イレギュラーなケースではありますが、これを代襲相続と呼びます。
今回紹介したのは、あくまでも法律で定められている分配事例です。
配偶者や子ども以外に介護をしてくれた人やお世話になった人に遺産を残したい場合は、遺言書を作成することで相続の対象者を広げることができます。

相続人の一部が不在の時の遺産の分け方について

相続とは亡くなった人の財産を家族等が承継することをいいますが、該当者が複数いる場合は遺産をどのように分割するかについて全員で協議する必要があります。
その際、しばしば問題となるのが該当者のうちの誰かが消息不明により不在となっているケースです。
この場合、行方不明となっている期間がすでに7年を経過している時、すなわち民法に規定する普通失踪に該当している時は、裁判所に失踪宣告を申し立てることで死亡したのと同様に扱うことができます。
つまり、最初から相続人ではなかったことになるわけです。
一方、行方不明となっている期間が7年未満である時は、やはり裁判所に申し立てたうえで不在者にかかる財産管理人を選定し、その財産管理人に参加してもらうことで遺産分割協議を進めることができます。
協議がととのった後は、行方不明者の相続分財産は本人が現れるまで財産管理人が管理することとなります。
ただし、裁判所の許可があれば他の相続人が預かっておき、本人が現れた時に弁済するという形式をとることもできます。

法定相続人の遺留分は配偶者や子供に認められている

遺留分は相続において外すことのできない要素で、遺産をもらう資格がある人に最低限確保される取得分を示しています。
法定相続人は遺留分の取得を請求することが可能となっており、その資格は配偶者や子供や孫をはじめとした直系卑属、親や祖母などの直系尊属などに限られます。
一方で兄弟姉妹や甥姪などに請求は認められないため注意が必要でしょう。
本来は遺産を受け取る立場にある立場にあるのに遺言書などで遺産が残されていなかった、あるいはいつの間にか遺産をすべて取られてしまったという場合には、弁護士に相談して請求を求めることになります。
基本的には遺産を受け取った側も法定相続人なため、話し合いにはトラブルが発生する可能性も考えられるでしょう。
こういった場合にも弁護士を挟むことで法的な対処が可能となっており、よりスムーズな解決へと導いてくれるはずです。
なお、金額を算出するためには複雑な計算が必要になり、まずは総体的な遺産から受け取ることができる割合を出すことになります。

貯金通帳に入ったお金を相続する方法について

故人の各銀行や信用金庫などの貯金通帳があるという場合、相続する必要があります。
故人の資産を受け継ぐには手続きを行いますが、金融機関はさまざまな書類を用意することが求められます。
また、金融機関によって用意する書類は異なるため、その点にも注意することがポイントです。
銀行の通帳に入ったお金を受け継ぎたい場合には、手続きに期限はありませんができるだけ早く行うことが良いとされています。
必要書類は各銀行所定の書式、被相続人の出生から死亡の戸籍謄本、相続人全員の戸籍謄本・印鑑証明が基本となっています。
遺言書があるときには、遺言書の提出もします。
ただし、遺言書の内容・種類によっては銀行に提出する書類も異なってくるため注意します。
相続人のなかに遺産は放棄したいという人がいる際には、放棄受理証明書というものが必要です。
さまざまな手続きが必要ですが、忙しくて自分で行うことが難しい時には司法書士などの専門家に頼ることもおすすめです。

借金も相続の対象になることに注意が必要です

親族が残念ながら亡くなってしまうとその先に待っているのが相続の問題ですが、不動産、有価証券などの財産を所有していた場合、それが自分の物になるとしても必ずしも喜んでばかりいられるとは限りません。
法的には借金も相続の対象となるため、返済の義務が移譲されてしまうケースもあるので注意が必要です。
特に借金はセンシティブな問題であることが多く、親族には一切話さず内緒にしているケースも少なくありません。
また、対象者が多い場合には誰が負債を負うのか、それとも均等に分割するのか当人同士で話し合った結果揉めてしまいがちで、それまで築いてきた関係が壊れてしまうケースもあります。
そこで相続できる財産と負債を天秤にかけて、マイナスになってしまう場合は相続を放棄するという方法もあります。
いずれも難しい法律がいくつも積み重なって構成されているため個人で処理するのは困難を極めるため、弁護士や行政書士などの専門家に相談するのがおすすめです。

相続を拒否するための3つの手続きとその内容について

財産を引き継がないからと何もしないということは、他の相続人や自分自身にとってもデメリットが生じます。 そこで、きちんと手続きを行う必要があります。財産を引き継がない場合、方法としては、放棄・譲渡・遺産分割協議の3つの方法があります。
まず放棄とは、相続人としての権利をすべて放棄するというものであり、借金などのマイナスの財産のみならずプラスの財産もすべて拒否する制度です。
この手続きは亡くなられた日、もしくは亡くなられたことを知った日より3ヶ月以内に家庭裁判所へ申請手続きが必要であり、単独で手続きが可能です。なお、放棄をしても、生命保険の受取人に指定されている場合には、受取りは可能です。
次の方法は、本来引き継ぐはずの財産を誰かに譲渡する手法です。譲渡する相手は誰でもよく、家庭裁判所への申請も他の相続人の同意も不要です。
最後に、遺産分割協議で割合をゼロとする方法です。借金などのマイナスの財産がなく、協議も円滑に進むような場合には効果的な方法と言えますが、相続人としての権利はあるので、協議書に記載のなかった財産が新たに見つかった場合には、再度協議に参加する必要があり、マイナスの財産があった場合には責任が生じます。
以上のように、方法は3つあります。それぞれの手続きの方法や効果には違いがあるので、きちんと確認したうえで最適な方法を選択するといいでしょう。

相続問題で司法書士に相談できるのはどんなことか

相続手続きは専門家に依頼するほうがスムーズに進むこともありますが、いざ相談するとなると弁護士にすれば良いのか、税理士にすれば良いのかなどでも悩む人は多いものです。
最初に相談をするなら、まずは司法書士を選ぶことがおすすめです。弁護士と比べても費用の負担は少なく済みますし、対応できる範囲が広いというメリットもあります。
相続が始まる前でも遺言書の作成や家族信託、生前対策のサポートをしてもらうことができます。さらに、相続発生後は遺言書の検認や財産の調査、遺産分割協議書の作成、金融機関の手続きは不動産の名義変更にも対応してもらえます。
不動産業界や税理士と連携している事務所も多く、対応範囲外の業務についてもワンストップで対応できることもメリットです。遺産の中に不動産がある場合も司法書士に依頼すると手続きがスムーズです。
相続人同士でトラブルが発生していえる場合は、弁護士に依頼するほうが良いこともありますが、そうでなければほとんどの手続きに対応できます。

相続は専門家に代行すると簡単に解決できる

相続をすることは人生の中でそこまで多くありませんから、初めての経験で戸惑ってしまう人も少なくないです。
さらに遺産などの相続人がたくさん存在するような場合は、話し合いなどで揉めてしまうようなこともあります。
いろいろと法律の知識が必要となりますから、基本的には専門家に代行を依頼してしまったほうが、スムーズに物事を進めていくことが可能です。
専門家のサポートを受けることができれば、知識を学ぶようなことも必要ありませんから、基本的には待っているだけで問題ありません。
専門家に代行を依頼してもそこまでの費用はかかりませんから、余計な時間を取られないだけでもサービスを利用する価値はある筈です。
サポートをお願いすることができる専門家は日本にもたくさん存在しますから、相続で悩んでいる場合は一度は相談しておくと安心できます。
サポートをお願いする場所によって料金設定にも違いがありますから、各自で意識して相続の専門家を探していくのが大切です。

相続でプロに依頼する場合にはその雰囲気で考える

これから相続をする場合には、大抵の場合それほど問題にならないケースが多いです。
権利関係がしっかりしている場合には、親のものを相続したとしてもしっかりと相続人に対して分割することができるからです。
ところが、世の中には複雑な問題があり権利関係が明確でない場合などがあるわけです。
このようなときには、自分たちで解決することができれば良いですがそうでない場合もあるため注意が必要もし、自分たちで解決が不可能の場合には弁護士などに頼んでみると良いかもしれません。
弁護士の選び方は様々ですが、雰囲気で選ぶのも1つの方法になります。
例えば、その法律事務所のホームページを見たとき笑顔の画像の弁護士が出ている場合にはそれだけで雰囲気が良い夜になるかもしれないです。
もちろんそれだけではなく、十分に実績などを把握しときには口コミや評判などを見ていることも大事になります。
それらを総合的に考慮した上で決めるのが良いかもしれません。

公正証書遺言による相続のメリットとデメリット

公正証書遺言とは法律の専門家である「公証人」という人が、関わって遺言を作るというものです。専門家が関わっているので、遺言書の方式や内容の不備によってこれが無効になることはほとんどありません。
家庭裁判所の検認を経ることなく、遺言状の内容が実現するというメリットがあります。原本は公証役場に保管されるので、遺言者本人にもコピーが渡されることになります。
デメリットとしては公証人が関与するのでどうしても作成費が高くなるうえ、証人2名が立ち会う必要があるということです。証人立ち合いのもとで内容が確認されるので、秘密にすることが出来ないということもそうです。
相続する側の場合は公正証書遺言のため内容に不備はないので、そのまま相続の手続きを行うことが出来ます。具体的にはすぐ預貯金を引き出す手続きや、不動産の名義変更が可能だということです。もし元本が見つからないというときは、最寄りの公証役場で検索してもらうことも出来ます。

相続が無効になるケースを理解して対応できるようにしておこう

相続が無効になるケースはいくつか存在します、例えば、遺言書が残っている時にきちんとした形式でそれが書かれていないと無効になる可能性があります。
元々、相続権を保有している人は法律によって決められています。しかも、法定相続を行うには法律で記載されている通りに配分を行う必要があります。
ですから、そういったルールに則って分割をしていない場合にはトラブルになる可能性が存在します。相続は、自分勝手に行って良いものではなく権利者が話し合いを行って同意を得た上で進めていかなくてはならないものです。
法律に規定されている通りに手続きを行っていくことは確かに重要なのですが、遺言書などが残っているケースではまた違った観点から手続きを進めていかなくてはいけません。
実際に、遺産分割協議などを行うと予定に書かれているものとは異なったやり方で進めて行くこともできますので、自分のケースがどういった状況に該当しているかを確認しておく必要があります。

これから相続をするにあたり注意点はどのようなところか

相続をする場合には、お金等を引き継ぐことになりますので、兄弟間に争いが起きる可能性があります。相続の注意点と言えばこの部分が大きいかもしれません。
普段は仲良くしている兄弟であっても、お金のことになると目が変わる人もいるでしょう。例えば自分が10,000円でも多くもらいたいといった有利な条件を引き出すために、他の姉妹に迷惑をかけるような人もいます。
そのような明確な部分もあれば、また不明確の理由により色々と話が進まないケースがあるかもしれません。具体的にどのような話かと言えば、例えば1人だけ見つからない場合がこれに該当します。
音信不通でアメリカに行っているとは言えどこかにいるはずですが、それでもやはり見つからないような場合もあります。この場合、勝手に相続をしていいのか問題になりますが、基本的に本人がした時から3ヶ月以内に何らかのレスポンスをもらうことが必要になるわけです。もしこれがもらえない場合には、勝手に相続をしても問題ないといえます。

相続をするにあたり弁護士にお願いをする場面もある

不動産相続等をする場合には、弁護士に依頼する場合も出てきます。結論から言うと、実はすべての相続に置いて弁護士が必要になるわけではありません。
やはり法律家とは言え、それなりにお金がかかりますので出てくる場面は限られますが、いわゆる当事者間に争いがある場合は法律家にお願いをするケースになるわけです。
左にどのようなことが考えられるかと言えば、館例えば財産はないと思っていたのにあった場合後で放棄をしていた人が放棄を取り消したいと言った場合です。
例えば、お金をもらうことばかりが相続ではなく実はさっきも受け継ぐのが特徴といえます。実はなくなった親父が借金をしており、その親父の相続をするとなった場合やはり借金等は引継ぎたくない
ためあらかじめ放棄をした兄弟がいるとするでしょう。処置後になって、実はたくさんの財産も同時にあり、総合するとプラス1億円位になったとすれば、取り消したいと感じるはずです。
このような場合、法律家が真ん中に入り公平の観点から法律を適用し、適切な処置をしてくれるのが魅力です。

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相続】/相続分/ 同一順位の相続人が数人いる場合の相続財産の割合。 ①「指定相続分」:被相続人の意思による ②「法定相続分」:遺言がない場合 ※「遺留分」:相続財産の一定部分は一定範囲の遺族のために留保させる。全て指定相続にはできない ※「寄与分」:生前特別の寄与した者の分け前

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